●スクエニとコナミ、PS3のソフト開発を凍結 他の大手も任天堂ハードに移行
ゲームソフト大手が、PS3などのソニー・コンピュータエンタテイメント(SCE)向けソフトを減らし、ニンテンドーDSやWiiなどの任天堂ゲーム機向けソフトに移行している傾向にあるようだ。大手ソフト制作会社3社(バンダイナムコゲームス、セガ、カプコン)の今年度のゲームソフト出荷計画は、任天堂向けが2688万本、SCE向けが2329万本となり、任天堂が上回る見通し。
一方でバンダイナムコ、セガ、カプコンはそれぞれ、PS3やPSPなどのSCEゲーム機向けソフトをそれぞれ3〜4割減らすと発表している。PS3向けソフトは制作費がかさみ、ヒット作と呼ばれる数十万本を突破しないと採算が合わないこと、またSCEゲーム機の売り上げの不調が原因と考えられる。
SCEの新作ゲーム機PS3は、目標出荷台数600万台を大きく下回り、3月末で550万台。
予測されていたPS2からの乗り換えも不調で、PS3よりもむしろPS2向けソフトが販売数で上位に食い込んでいる状態である。ゲームソフト大手のスクウェア・エニックスやコナミの担当者は、PS3の普及が進むまでソフトの開発・発売を待つという。SCEでは、PS3の普及には先立ってのゲームソフト充実が不可欠であるとして、タイトル増加を目指しているという。


